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都市伝説 「花いちもんめ」

子どものころ、「花いちもんめ」をして遊んだという人は少なくないだろう。
その歌詞の裏の意味とは?
ファミコンやコンピューターゲームで育った若い人には、
「何、それ?」という人がいるかもしれないが、
仲間で遊ぶ機会の多かった中年以上の人たちには、懐かしい遊びのはずである。

二組に分かれ、それぞれ手をつないで横一線に並ぶ。
「勝ってうれしい、花いちもんめ」と唄うグループは前へ進み、
歌の最後で足を蹴り上げる。もう一方のグループは、
前へ出てくる相手に合わせ、後ろに下っていく。

口をそろえて唄う内容は、地方によって微妙に違うものの、
「勝ってうれしい、花いちもんめ」、「負けて悔しい花いちもんめ」、
○○ちゃんがほしい」「△△ちゃんがほしい」というのはほぼ全国に共通している。

だが、子ども心にも、その内容を「ただの子どもの遊びにしては、ちょっとなあ」と、
不思議に感じていた人もいるのではないだろうか。

この花いちもんめ、発祥地は現在の茨城県北部。表向きは、この地方特産の花が、
東京の市場に運ばれる様子を歌っているとされる。
「花いちもんめ」とは「花一匁」と書き、「一匁」は目方を表している。

しかし、じつは、子の歌には裏の意味もあって、
その隠された主題は「人身売買」だという説もある。
その場合、「花」とは少女のことを指している。

まだ日本が貧しかった時代、農村では凶作などで食べるものにも困ったときには、
口減らしも兼ねて、泣く泣く子どもを売った。とくに、
女の子が女衒によって遊郭に売られていくことが多かった。
その様子が、この歌にこめられているという。 

つまり、「○○ちゃんがほしい」は娘の品定めであり、
「勝ってうれしい」は、「買ってうれしい」という女衒の気持ちを表したもの。
「負けてくやしい」は、女衒に値切られた親の気持ちを表しているという。

子どもたちが歌い続けてきた古い童歌だが、その裏には、わが国の暗い歴史の影が刻まれている
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